


革新技術は、スペックだけでは伝わらない。特に操作系の価値は、体験の言葉に変換されて初めて定着する。ジョイスティックステアリングの「負担軽減」と「生産性向上」を、機能説明ではなく、現場の声を軸にストーリーとして立ち上げる必要があった。

ユーザーボイス(現場インタビュー)を映像の核に据えつつ、建機の動きをインタビューの言葉に呼応させる演出構成を選択した。情報映像でありながら広告的なリズム感を持たせ、ユーザーの証言と重機の動作を同期させることでナラティブ性を補強している。


コックピットの視野性を強調するため360度カメラを導入。地上撮影にはシネマカメラを使用し、機能紹介にとどまらないPV的ルックを追求した。編集ではユーザーの言葉に重機の動作を同期させ、情報と映像美が同時に成立するリズムを設計。グレーディングではコントラストと色彩を整え、シネマライクなトーンで統一し、工業映像の枠を超えた視覚的完成度に仕上げている。

単なるインタビュー映像ではなく、プロモーション価値の高いユーザーボイス映像として機能した。
技術を説明するのではなく、体験として語る。ユーザーボイスと映像設計を掛け合わせることで、建機映像を広告表現へ引き上げた。人への感情演出と、機械の構造美の切り取りが調和したプロジェクトである。
























