Maglie le cassetto

2024

The Temperature of Structure

Black silhouette of a person holding a heart-shaped balloon.

Maglie le cassetto

2024

Brand Storytelling

アートディレクション/撮影/グレーディング
素材の温度を起点に、スタイリッシュと柔らかさを共存させたファッションビジュアル。

① PREMISE | 前提の設計

初年度で定めた「甘くしない」トーンを引き継ぎつつ、秋冬の素材という新しい変数が加わった。ファーやウール、ダンボールニット。物理的に厚みのある素材は、撮り方を間違えると重たく見える。Maglieの服はシルエットの精度で「軽やかな品位」を実現しているのに、画面がそれを殺してはいけない。素材の厚みを正確に伝えながら、重さを感じさせない。その両立が2年目の前提だった。

現実の光で、フェミニンの温度を支える。

② STRUCTURE | 演出・構造の設計

冷暖の光を意図的に使い分けた。ウールやファーなど暖かみのある素材には、あえてクールな光を当てて甘さを抑制し、構造としての強度を引き出す。逆にシャープな仕立てのアイテムには自然光の柔らかさを重ねて、冷たくなりすぎない着地点を探った。素材ごとに「光の温度」を変えることで、大人の構成と柔らかさを同居させている。

③ INTEGRATION | 技術・実装と統合

素材の重量感を視覚的にコントロールするため、ライティングの硬さと距離を各カットで調整。ファーやウールが持つテクスチャを潰さずに、画面全体の軽やかさを維持するバランスを追い込んだ。グレーディングでは初年度の基準トーンとの連続性を保ちつつ、春夏秋冬の色温度に適応した温度調整を施している。

④ VALUE | 変化・価値の結実

Web・チラシ・店頭カタログ・SNSにて展開。初年度で確立したトーンの上に「素材の温度」という層を重ね、ブランドのビジュアル言語を更新した。継続撮影の2年目として、ブランドチームとの共通言語がさらに深まり、撮影現場の判断速度が上がっている。

Start from the Premise.

企画書が固まっていなくても構いません。
構想段階の壁打ちから、演出、撮影、技術実装まで、
プロジェクトの状態に合わせて柔軟に対応します。
Night sky filled with countless stars and the Milky Way galaxy visible above a dark silhouette of trees.
Young woman in a light dress looking up against a clear blue sky.
Silhouettes of two people on a rocky hill during a colorful sunset with a starry sky.
Hand reaching towards bright sunlight with blurred green foliage in the background.

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