Reincarnation of the Beauty は、
光・像・存在の境界を問う一連のインスタレーションの中でも、
“生命の時間構造”を扱った最初の大規模な試みにあたる。
ZEN で気配の生成を扱い、
Transmittance Wood で光の実体性に踏み込み、
SPECTRUM/EXPOSE では知覚の閾値と空間的体験を育ててきた。
その延長線上で本作は、
「美とは固定された属性ではなく、知覚が更新されるプロセスそのものだ」
という考えを、最も直接的なかたちで可視化している。
写真・映像・CG・物質・音が一体化したこの作品は、
のちの The Unchosen における
“構造が像を成立させる”という思想の源流にもつながっていく。