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SUN AND MOON
Sense of wonder を呼び起こすもの
What reawakens our sense of wonder
SUN AND MOON
Sense of wonder を呼び起こすもの
Installation Art / Permanent Work
都市生活の中で薄れていった“自然を感じ取る感覚”を、生活動線の中に再び立ち上げる試み。 太陽と月という最も身近な天体のリズムを、建築の内部へ移植することで、 見上げるという原初的な行為を生活に戻すための光装置として構成した。
statement
かつて人は、太陽の角度や明るさ、月の満ち欠けのわずかな変化を読み取りながら生きていた。
自然は遠い存在ではなく、日常に寄り添う“気配”として身体の感覚と結びついていた。
現代の都市生活では、その感覚はほとんど必要とされない。
空を見上げなくても生活は成立し、天体の変化を意識する機会は失われていく。
しかし、本来の感覚は消えたのではなく、ただ沈んでいるだけだと思う。
この作品は、失われた“sense of wonder(感受性)”を生活の入口で再起動するための装置である。
双子の建物に設置された太陽と月の光は、毎日の運行・高度・温度・満ち欠けを正確に反映し、
今日の空の状態を、居住者が建物を出入りする一瞬に立ち上げる。
照明を見ることが目的ではない。
光が示すデータをきっかけに、本物の空をもう一度見上げる行為が生まれること。
その“わずかな動作”が、生活者の中に眠る感覚を静かに呼び覚ます。
この往復運動こそが、本作の中心にある構造である。
CHAPTER 1|Perception — 視線の再起動
昔の生活では、空の変化は生きるための情報そのものだった。
太陽の高さ、光の色、風の湿度、月の形。そのわずかな変化に、身体は敏感に反応していた。
この作品が扱っているのは、そのような「感覚の入口」の再構築である。
光を通して“今日の空はどうなっているのか”という問いが生活動線に差し込まれることで、
自然に向かう視線が、毎日わずかに立ち上がる。
小さな再起動が積み重なり、失われた感覚の回路がゆっくり戻っていく。
CHAPTER 2|Generation — 時間の可視化
太陽の高度や色温度、月の満ち欠けと高さをリアルタイムで取得し、
その日の天体の状態を、光と音の変化として再生成している。
1時間に一度、時報のように光が強く輝き、
日没の瞬間には、太陽と月が“役割を交換するように”同時に強く発光する。
自然界のリズムを正確に取り入れつつ、生活者の身体感覚が拾える速度へ翻訳した。
この作品が行っているのは、情報の提示ではなく、
天体と生活者の間に**“時間の橋”**をかけることだ。
CHAPTER 3|Definition — 日常の再構築
この装置を見て、空を見上げる。
月の形と同じ光を帰宅時に見つける。
その小さな気づきが、生活の中に新しい“内的なリズム”を作り始める。
住むという行為は、単に建物に属することではなく、
そこに流れる時間や感覚に触れ続けることでもある。
SUN AND MOON は、建築を“感覚の持ち主”として立ち上げ、
生活と自然の境界をもう一度結び直すためのプロジェクトである。
Creative Process
Structure — 構造設計
双子の建物のエントランスに、太陽と月を象徴する光装置を配置。
太陽は色温度と高度を、月は満ち欠けと高さを取得し、数値を光として転写する。
生活動線と光の情報がすれ違うように設計し、
“気づいた瞬間に感覚が立ち上がる”構造を形成した。
Design — Art Direction / Visual Logic
自然光と人工光の階調を組み合わせ、
天体の動きが“生活の中で立つ”ための視覚言語を設計した。
日中の太陽は温度と輝度、夜の月は形と色の変化で表現し、
2つの光が共存しながら緩やかに役割を交換する関係性をデザインした。
Curation — Installation / Sound
光の変化と同期するサウンドを制作し、
時間の流れが身体的に感じられるように空間の響きを構成。
日没の瞬間だけ2つの光が同時に強く輝き、
“リズムが訪れる”体験的なハイライトを設計した。|
サウンドデザインは、小山田圭吾氏
Finishing — Programming / Spatial Operation
リアルタイム天体データを取得し、
光・音・色を連動させる制御プログラムを開発。
毎日異なる自然の状態を作品へ転写し、
建築空間と外界をつなぐ“感覚のループ”として仕上げた。
Context
日常の頭上にある太陽と月の変化を、建築の内部へそっと戻すための装置。
失われた感覚の“微かな記憶”を、光と音で呼び起こす。
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More Art works
反復が見せてくれる層
Unfolding
接近する視点
光が“物質”へ変わる、その境界に触れる。
EXPOSE
光のしきいを渡る
A distance that was never closed
Distance / After
After the relation ended
Start from the Premise.
まだ構想段階でも、相談から始められる。
企画書が固まっていなくても構いません。
構想段階の壁打ちから、演出、撮影、技術実装まで、
プロジェクトの状態に合わせて柔軟に対応します。
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